ブータン旅行の案内

ブータンの四季、観光シーズン

ブータンは熱帯モンスーン地域にあり、雨季乾季があります。雨季は6月〜8月頃、その他は乾季と区別されています。一般的には乾季が観光シーズンとされており、旅行代金もこの時期がオンシーズンとして高く設定されています。
観光の対象となる主な地域は標高2,000m前後の町が多く、この地域は長野などの高原と似た気候で、一年を通じて寒暖の差がかなりあり、他の熱帯アジア諸国とは異なり、春夏秋冬の四季があります。 各季節にそれぞれの特徴・見所がありますので、それぞれの時期にあった観光を提案させていただきます。

春(3月〜5月)

しゃくなげが山一面に咲く季節です。村には桃などの果実の花も咲き乱れます。また、パロなどでは田植えの光景が5月末頃から見られます。
3月頃は朝晩は空気が澄んでいる日が多いのでブータンヒマラヤを望むことができます。
また、各トレッキングもシーズンとなります。
日中の気温は20℃前後まで上がりますが、朝晩はまだ寒さが残ります。

夏(6月〜8月)

雨季に入り降水量が増えます。特に7月頃からは夕方から明け方にかけては突然強い雨が降ることが多くなります。しかし日中は晴天の日が続くこともあります。
3,000を超える場所ではブルーポピーなどの高山植物が見ごろをむかえます。
パロやプナカなどの各地では棚田が緑色に変わり必見です。
雨季ですが高山植物を楽しむのであれば、ジョモラリトレッキング、ダガラ・サウザンド・レイクトレッキングはお奨めです。
南の地方、東の地方は雨で道路が封鎖されることがありますので、プンツォリンからの陸路での入出国、東への旅はお勧めできません。
日中の気温は25℃で日差しはかなり強くなります。

秋(9月〜11月中旬)

気候も安定し、晴天のすがすがしい日が多くなります。峠などからブータンヒマラヤを展望できる日が増えます。
黄金色の稲穂が美しい季節でもあり、民家の屋根の上の真っ赤なトウガラシも風物詩の1つです。
ヒマラヤの山々を見るトレッキングには絶好のシーズンです。
また、ティンプーツェチュを始め、各地でお祭りの多い時期でもあります。
一番観光客の多いシーズンとなりますので早めの手配が必要です。
日中は暖かいですが、朝晩は冷え込みます。

冬(11月下旬〜2月)

厳しい寒さが続く日もあり場所によっては時々雪も降ります。澄んだ青空と美しいブータンヒマラヤが展望できます。また各地の川には澄み切った水が流れています。
殆どのトレッキングはクローズとなってしまいますが、ガサ温泉トレッキングはシーズンとなります。
フォブジカの谷にはオグロツルが飛来してきます。
峠は雪となってしまい道路が封鎖されることがありますので東への旅はお勧めできません。
日中は日が差していれば15℃ぐらいありますが、朝晩は零下になることもあります。

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